


ガラスの駅舎から望む、唯一無二のオーシャンビュー
茨城県日立市の太平洋岸沿いにあるガラス張りの駅舎。海と空に浮かぶような透明感が美しい建築のデザイン監修を行ったのは日立市出身の建築家、妹島和世。旧駅舎では眺められなかった海への眺望を実現するとともに、東西に分断されていた駅舎を自由通路で接続させた。高さ約5m、全長約139mのガラスカーテンウォールが、軽やかに街の東西をつなぐ。この自由通路東端にある「展望イベントホール」は太平洋を一望するオーシャンビューで、ここを目的に駅舎を訪れる人も後を絶たない。さらにホールと連続するカフェは水平線と並行するように配置され、日の出から日没まで刻一刻と変わる空と海を楽しめる。
JR日立駅
・設計:東日本旅客鉄道水戸支社、JR東日本建築設計事務所
・デザイン監修:妹島和世建築設計事務所
・所在地:茨城県日立市幸町1-1-1
・用途:駅舎
・竣工年:2011年
Text:Yoshinao Yamada