知っておきたい、うみのきほん。ふと気になる、あれこれ、海のこと。
|vol.07|
昔と比べて、年々暑い日が増えている。
地球上で生じた熱は、どこへ行くのだろう。

A.地球全体に蓄積された熱エネルギーの9割以上を、海が吸収している。
海は、二酸化炭素などの温室効果ガスの増加によって蓄積された余分な熱の大部分を吸収し、急激な気温上昇を和らげる役割を果たしてきた。
地球全体に蓄積された熱エネルギーの9割以上を海洋が吸収しており、我々が生みだしている環境負荷の一部を、海が引き受けているともいえる。
近年、これまでにない規模の自然災害が各地で起きている。
こうした現象は、これまで地球環境を支えてきた海洋の吸収能力が限界に近づいていることを示唆している可能性がある。
●さらに深く学ぶ
下記のウェブサイトや書籍もぜひご覧ください。
・『海の辞典 海の未来を考える』(日本海洋学会・日本海洋政策学会 監修、朝倉書店、2025年)
・『Newton大図鑑シリーズ 地球大図鑑』(倉本 圭 監修、ニュートンプレス、2021年)
・『Newton大図鑑シリーズ 海 大図鑑』(倉本 圭・藤倉克則 監修、ニュートンプレス、2022年)
・「1 気候変動に伴う災害の激甚化・頻発化」(国土交通省『国土交通白書 2022』)
Graphic Design・Text : 3710Lab
グラフは「海洋貯熱量の長期変化傾向(全球)」(国土交通省、2025)をもとに3710Labにて作成。