知っておきたい、うみのきほん。ふと気になる、あれこれ、海のこと。
|vol.06|
私たちは日々、食卓や水族館、映像などを通してさまざまな海の生き物たちに出会っている。
では、広大な海には一体どれくらいの種類の生き物が暮らしているのだろう。

A.200万種以上が存在するといわれているが、
発見されているのはたったの10%程度。
いま発見されている海の生き物は約24万種。
科学が発展した現代でも、発見数は1800年代からほとんど変化していない。
その理由は、海の圧倒的な広さや深さ、そして調査にかかる大きなコスト。
この状況を変えるため、未知の海の生き物の発見を加速させる国際プロジェクト
「オーシャンセンサス(Ocean Census)」が2023年から進められている。
新しい生き物の発見は、人間の難病を治す特効薬のヒントや、
地球に優しいプラスチックの開発にもつながっていく。
すでに海の生き物は多くの薬の原料になっており、がんや感染症、
神経の痛みを抑える治療に役立っている。
未知の生き物たちを見つけることは、未来を大きく変える可能性を秘めている。
●さらに深く学ぶ
下記のウェブサイトや書籍もぜひご覧ください。
・The Nippon Foundation-Nekton Ocean Census 10年で10万種の新種生物発見(日本財団 公式サイト)
・『海について知っておくべき100のこと』
(ジェローム・マーティン 文、竹内薫 訳・監修、小学館、2021年)
・『OCEAN LIFE 図鑑 海の生物』
(スミソニアン協会・ロンドン自然史博物館/監修、東京書籍、2021年)
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