海のごみはどこに行くの?

vol.05|

街に捨てられ、水路から川へ、そして海へと流れ着くたくさんのごみ。
一度海に流れたごみは、その後いったいどうなるのだろう。

A.海に流されたごみの99%は行方不明

海岸に打ち上げられたペットボトルや、海面をただようプラスチックごみ。
しかし、それは海にあるごみのほんの一部。

近年の研究では、海に流出したプラスチックのうち、
海面をただよっているのはわずか1%。
残りの約99%は、なんと「行方不明」になっていることがわかっている。

その行方はどこなのか。
多くは、波や紫外線によって粉々に砕かれ、
目に見えないほど小さな「マイクロプラスチック」となり、深海や海底の泥の中に蓄積されている。

海流の渦によってごみが大量に集まる海域もある。
特に有名なのが、カリフォルニアとハワイの間に広がる「太平洋ごみベルト」。
面積は日本の国土の約4倍。
ごみの総重量は、ジャンボジェット機の約500機分に相当するという。


●書籍で学ぶ
さらに深く学びたい方は、下記の書籍もぜひご覧ください。
みなとラボが制作した、海洋ごみ問題に向き合った高校生たちの記録もございます。

『解決できなかったわたしたちの問題 〜海とごみと高校生〜/ペットルと黒いかげ』
(プラスチッくじら 著、3710Lab出版、2022年)
『海洋プラスチックごみ問題の真実 (DOJIN選書:86)』
(磯辺篤彦 著、科学同人、2020年)
『プラスチックスープの海 北太平洋巨大ごみベルトは警告する』
(チャールズ・モア 著、NHK出版、2012年)


Graphic Design・Text : 3710Lab