Blue Waves・Surface / MOON GALLERY

MOON GALLERYは、アート、デザインなど、海の視点で制作した作品をアーカイブするスペース。
作品No.004、005は、多摩美術大学統合デザイン学科・菅俊一プロジェクトによる『Blue Waves』『Surface』。

Blue Waves

Direction / Planning : Syunichi Suge(SID / Tama Art University)
Planning / Performance : Syunichi Suge Project(Asuka Oba, Harunaga Sasaki,
Shiyu Huang, Iori Ono, Miru Takahashi, Misaki Yokobori, Miyu Mizutani, Ren Shibata,
Rentaro Yahagi, Riho Fujiwara, Risako Tanaka,
Rumika Watanabe, Shizuka Ishikawa, Tsubasa Wagatsuma,
Yuki HIrota, Yuri Obikawa)
Supported by The Nippon Foundation
©Tama Art University / 3710Lab

Surface

Direction / Planning : Syunichi Suge(SID / Tama Art University)
 Design / Planning / Performance : Syunichi Suge Project(Asuka Oba, Harunaga Sasaki,
Shiyu Huang, Iori Ono, Miru Takahashi, Misaki Yokobori, Miyu Mizutani,
Ren Shibata, Rentaro Yahagi, Riho Fujiwara, Risako Tanaka,
Rumika Watanabe, Shizuka Ishikawa,
Tsubasa Wagatsuma, Yuki HIrota, Yuri Obikawa)
Supported by The Nippon Foundation
©Tama Art University / 3710Lab

人間の認知、気づきや行動、判断のプロセスに焦点を当て、デザイン活動を行う菅俊一。自身が准教授を務める多摩美術大学統合デザイン学科と3710Labとの共同プロジェクトによって、2つの作品を完成させた。

『Blue Waves』は、工事現場の養生、資材の雨よけなどにに使われるブルーシートを複数人で広げ、持ち上げたり仰いだりすることで、波のような動きが生まれることに着目した作品。波の運動を微細につぶさに観察し「波」そのものになることで波の動きを身体化。さらにシートを仰ぐ際に生まれる波音のような音と、潮風のような風圧が、海のダイナミズムを直感的に感じさせる体験型の作品となった。

『Surface』は、「手の中に海を持つ」という体験のフォーマットから発想されたもの。至近の対象物にすぐさまピントが合うレーザープロジェクターの特性を活かし、映像を手のひらに直接投影することで、スクリーン鑑賞とは異なる個人的かつ身体的な海体験を作り出した。

多摩美術大学統合デザイン学科菅ゼミでの作品制作におけるプロセスはこちら(近日公開)

Photo : Kazuhiro Shiraishi

菅 俊一(すげ しゅんいち)
1980年東京都生まれ。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了。多摩美術大学統合デザイン学科准教授。認知的手がかりを設計することによる行動や意志の領域のデザインを専門としており、近年は視線を用いた誘導体験や、静止した図版をたどることによる動きイメージの生成、人間の創造性を引き出す制約のデザインについての探求を行なっている。主な仕事に、NHK Eテレ「2355/0655」ID映像、21_21 DESIGN SIGHT 企画展「単位展」コンセプトリサーチ、同「アスリート展」「ルール?展」展示ディレクター。著書に「差分」(共著・美術出版社)、「行動経済学まんが ヘンテコノミクス」(共著・マガジンハウス)、「観察の練習」(NUMABOOKS)、「ルール?本」(共著・フィルムアート社)。主な展覧会に「あいちトリエンナーレ2019」(愛知県美術館、2019)、「指向性の原理」(SOBO、東京、2017)、「正しくは、想像するしかない。」(デザインギャラリー1953、東京、2019)、「視線の設計」(東京ミッドタウンデザインハブTUB、東京、2023)など。
syunichisuge.com
IG : SUGE X : 菅俊一/SUGE Syunichi